髪の毛のスタイリング剤は、無数にある選択肢の中から自分の髪質やそのときの髪型、スタイリングしたい仕上がりによって選ばなきゃならない、紆余曲折の旅だと思ってる。
美容師さんがおすすめしてくれたものがいちばん良いんだろうけど、どうしてもいい値段がするから他に何かないかなって探しちゃうところも。
そんな中で、少し前に話題になってて気になったのが無印良品のヘアバーム。
職場近くの無印良品を探すもしばらく売り切れで手に入らず。
かと思いきや売り切れのポップすらなくなったから、どうしたものかと思ってたら、どうやらリニューアルしたっぽい。
めでたくそれを手に入れて実際に使ってるので、使い心地をレビュー。
買いやすい価格なのも嬉しい無印良品のヘアバーム
無駄な装飾は一切なくて清々しい、無印らしいパッケージ。
20gで790円。
前に買ったことのあるN.のヘアバームが45gで1,900円くらい、moiiのウォークインフォレストってバームが37gで5,000円前後くらい (こんなに高かったっけ?って思ってるけど)なのを考えると、けっこう安い。
ヘアバームってなんでこんなに高いんだろうかって思うけど。
ただ、実際に高いやつを使ってみると、その違いもけっこう歴然だったりはするけど。
わりかし手に入れやすく、コスパもいい無印のヘアバームがいい感じだったらそれがいちばんいい。
セット力はそこまでないも、上品に髪をまとめてくれる
本体のパッケージも非常にシンプル。
20gはなかなか小さく、油性ペンのキャップくらいのサイズ感。
そんなに量は入ってないけど、ほとんど毎日使ったとしても、まあ1~2ヶ月くらいは使えるのかな?
形状的にもサイズ的にも、カバンにサッと入れておいて出先で使うにも便利。
蓋を開けて、固まってるバームを指でほじりながら、指先の熱で少し溶かしつつ手に取っていくって感じ。
僕の髪型はまあショートっぽい感じだから、だいたい50円玉くらいの量を手に取って、そこにヘアオイルも1プッシュ分だけプラスしてる。
けど、もう少し量が多くてもいいのかもしれないとも思うから、そこは色々試してみてるところ。
余談だけどヘアバームっていわば油なのに、ワックスとかに比べても圧倒的に高いのは、なんか色々入ってるからなんだろうか。
でもワックスよりもヘアバームがいいのって、セット力が強すぎず「キメてる感」が出すぎないところだったりして。
スタイリングは上手では全くないけど、使ったときの仕上がりの質感をイメージするための参考になったらいいなと思います。
バームだけだとけっこうマットな仕上がりになるゆえ、僕の太くて硬い髪だと少しボサッとして見えがち。
なのでヘアオイルも1プッシュ分混ぜて使ってるんだけど、仕上がりとしてはそれくらいでちょうどいいのかなって感じがする。
1回のシャンプーじゃ落としにくいのがデメリット
デメリットとしては、頭を洗ったときに1回のシャンプーじゃバームが落ち切らないこと。
そこだけが少し面倒でデメリットかなと思うポイント。
ゆえに1回目は表面のバームを軽く洗い流して、2回目でしっかり泡立てて髪を洗うってイメージ。
とはいえ個人的には、バーム自体に香りも付いてなかったりで自然に使えるしで気に入ってる。
1度のシャンプーで落ちにくいところ以外は、特に不満を感じてない。
キメすぎないスタイリングにもってこいの、日常使いしたいヘアバーム
ヘアバームって単体で使ってもキメすぎないスタイリングができるから便利だけど、オイルやらと混ぜて使うにも適してるみたいで。
ゆえにバーム単体でそんなに高いものを買わなくたって、ひとまずは無印のバームをベースにしつつ、自分に合ったスタイリングの方法を模索していってもいいのかなと思う。
ヘアバームってそもそもスタイリング力も強すぎずで、肩の力を抜いたリラックス感のあるセットができるところが魅力だと思ってる。
けど、そもそも色んなブランドから発売されてるそれらはどれも値段がけっこうするから、正直買うにも少し気合いが必要だった。
けど、これくらいの価格帯なら気楽に手に入れられるから、ぜひとも定番化して欲しい。
また後日書けたらと思うけど、同シリーズのヘアクリームよりも、個人的にはこっちのヘアバームの方が好き。
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