つい先月、31歳になった。
先月はといえば、なんかブログを放置気味だった気がする。そんな中で31歳になった。
おまけに先月くらいで、このブログを始めてからの累計記事数が100記事を超えた。
ブログを書くのってなんだか好きで。なんでなんだろうって思うけど、たぶん日常生活ではけっこう大人しくて、自分の考えてることを吐き出す機会がそんなにないからなのかなって思う。
振り返ってみれば中学生くらいからブログは書いてて。当時って世間的にも音楽はヴィジュアル系バンドが流行ってて、オリコンチャートでもトップ3に彼らが入ることもザラだった。
そんな時期に感性を育てて、学校でも友達と話せるには話せるけど、それが好きな人って意外と少数派で。
友達にCDを貸してみたりもするけど、なんというか、自分が感じてる本当の魅力を熱く語れるのって本当に一部の友達で。
なんとなく、まあ承認欲求とか、「これ知ってる俺すごいでしょ」的な気持ちもきっと色々あって、Yahoo!ブログを書いてた。
行ったライブの話やら、書いてるうちに本名も顔も知らないバンギャのお姉さんたちとネット上で仲良くなった。
結局会ったことはないけど。ただ、ネットを通じて自分と似たようなことを考えてる人が、自分が本当に思ってることを書いたりしてれば、自然と集ってくるものなんだなと思ったのは経験として大きかった。
それから高校生になって、それなりの学生生活を過ごして大学生になった。
当時はTwitterが全盛期だったから、まあそれをやることである程度は自分の承認欲求を満たせてるようだった。
ただ、大学生になってから、対して友達もできず、単位もわりと滞りなく取って、バイトに行って。
ほどなくして就活を始めたら、就職か。大人になったら、どんな世界が待ってるんだろうか。働くって楽しいんだろうか。
とか思いながら、なんとなく働きたくたい気持ちというか、普通には終わりたくない気持ちがあって、バイト以外でお金を稼げる方法はないかと模索した。
小学校からの友達と一緒に、学生団体やらネットビジネスをやってる大学生やらに話を聞きに行ったりした。
教材を売ってとかなんとか、よくわからない横文字だって飛び出した気がするけど、結局のところ彼らは当時、何をしてたんだろう。いまだにわからない。
かくいう僕も、実際にそういうのには手を出してはいないものの、当時の彼女には「彼氏が変になった」と心配されてしまった。
何か人と違うことをやりたい気持ちと、お金をいっぱい稼いでみたい気持ちと。
でも、やっぱりずっとあり続けてるのは、ちょっと目立ってみたい気持ちとか、自分のことを表現する場所が欲しいとか、そういう欲求なのかもしれない。
結局、大学生になった頃もブログを書いてた。それは好きなことを書いてアクセス数が増えることも楽しかったし、それでお金を稼ごうと工夫を凝らすことも楽しかった。
いわゆるアフィリエイトというか。それも今思えば、自分の好きなことじゃないと熱量を持って書けない訳だけど、お金を稼げるのはそうでもないことだったりして。
文章を書くことが好きとか、戦略を立ててそれがアクセス数に繋がって、結果的にお金を稼げるのが楽しいとか。
そういうところも少しはあったけど、やっぱりそんなに好きでもないことやものについて、熱量を持って書くことはできなかった。
それらが上手い具合に重なるところで、ちょいちょいお金になったりもしたけども。
いつからかアクセス数が増えると、僕の書いてる内容じゃなくて、僕自身の人気だとそれを思い込んで。
需要を履き違えて、自分語りなことばっかり書いて。それじゃ仕事にならなくなって、勿体無いけど今はそのブログにはほとんど触れてない。
自分は何が好きなのかっていうのが、やっぱり重要だなって今でもずっと思ってる。
そして、今でもそれがはっきり明確に理解できてる訳じゃない。もう31歳なのに、本当にこんな感じでいいんだろうかって思うけど。
当時のブロガー仲間たちは、時代の流れと共にYouTubeに移行して、びっくりするくらい有名になってる人もいる。
そこから派生して自分の会社を作ったり、お店をやってる人だっている。自分の好きなことと得意なことを、うまく重ね合わせて大きくなっていったんだろう。
僕はといえば、好きなことって何なんだろう。
時代の流れに任せてちょっとYouTubeをやってみたりもした。思ったよりチャンネル登録してもらえたりして (とはいえ数百人だけど)、結果が出始めると意外と楽しいのかなとか思ったりもする。
まあ、それは今でもちょっと思ってる。休みの日の暇なとき、YouTubeを撮ってみたっていいんじゃないかって。
そこで何をするのかと言われたら、洋服の話をするだろうか。僕が発信できて、ある程度の再生回数を回してもらえるものって、それくらいだろうか。
あとは音楽も好きだけど、批評家的な感じでやるにはちょっと向いてない気もして。
いずれにしても発信をして、その界隈で名を挙げられるほどの熱量やクオリティーがあるかと言われたら、きっとそうじゃないのが僕である。
まあ、最近は休みの日なんて専ら、行ったことのないラーメン屋さんに行くので忙しい。
1日2食、3食は食べるのが当たり前になってきた。
今年はいよいよ100杯ペースで食べてて、なんだか右足のモモ裏、付け根辺りが張ってるようで痛いのはなんか油の取りすぎとか関係あるんだろうかとか、ちょっと思い始めてる。
ラーメンを食べては、インスタのストーリーに載せる。美味しかったことの備忘録にしておこうと挙げてる訳だけど、これもいつしかなんでやってるんだろうって思うところもあって。
年100杯が近付いてくると、なんかどうしても数字を意識し始める。せっかくだから100杯は超えたいなとか思い始める。
ラーメンをいっぱい食べてる人、なんかラーメンがすごく好きそうな人。
そう思われたくて、インスタに載せてるんだろうか。それとも、本当にただ好きで、純粋に備忘録として載せてるんだろうか。
きっと承認欲求によるところも大きいと思ってる。ていうかそうだと思ってる。
ラーメンをいっぱい食べてる、ちょっとやばくて面白いやつ、みたいに思われたいんだ。
このブログは匿名で書いてる。周りの誰にも、密かにブログを書いてるって話をしたことはあっても、そのブログがこれだと話したことはない。
でも書いたりできるモチベーションって、何なんだろう。
アクセス数が伸びて嬉しいとか、それはある。というか、モチベーションってそこが大きいかもしれない。
せっかく書いたのに誰にも読まれなかったら、それはそれで続ける気力もすり減っていく。
でも、ただ多くの人に読んで欲しいのかって言われたら、きっとそうでもなくて。
もちろん数は多ければ嬉しいけど、大前提として自分が楽しいと思ったこと、面白いと思ったことをまっすぐ書いて、それに共感してくれる人が少なくてもいたら嬉しいなってきっと思ってる。
もはや何でブログを書いてるんだろう。中学生の頃から形は変われど、なんだかんだでずっと続けていること。
自分の好きなものの面白さを伝えたい。その熱量を持って伝えたい。で、あわよくばそういう視点を持つ自分のこと自体も面白がってもらえたらいいな。
とか、今はそんな感覚が強いかもしれない。この人の見てるもの、聞いてるもの、買った服とかとか。
興味を持つもの、その目線自体が支持を得て、平べったく言えば今のインフルエンサーみたいになったら理想的だよなって。
そんな形でお金を稼げたり、仕事になっていったりしたらそれもいいよなって。
今は本業があって、普通にお金を稼いでるからこそ、気ままなペースでしかブログを書いてない訳だけど。
嫌にならないバランスで。あくまで楽しめるような感じで。それでいて、もうちょい人気になれたらなとか。
そんな理想主義的なことを思ってる、まだまだ甘い31歳って感じ。
こうやって色々考えてちょっとワクワクできるのも、理想主義な性格だからこそかもしれないけど。
そうやって楽しめるのは、実現するかはさておき、ちょっと得なのかもとか思うけど。
自分なりのバランスで、これからも楽しみながらブログを続けていきたい。
ブログのタイトルだって変えるかもしれないし、記事にするって視点で言えば洋服のことって形にしやすいから扱うことも多いけど。
もっと、まるっと自分そのもの、みたいなブログを書いていけたらいいな。それを、面白がっていけたらいいなと思ってるのが、最近の気持ち。