みんな1回は憧れるよね、カート・コバーンのモヘアカーディガン

ブランド古着

ADAM ET ROPEのオリジナルブランド、WILD LIFE TAILOR

ADAM ET ROPEといえばoasisコラボのTシャツをずっと作り続けてたりして、色々あるセレクトショップの中でも音楽シーンとの交友もあるっていう超曖昧なイメージ。

 

前に地元のセカストに行ったとき、買うか迷ったカーディガンがあった。

もちろんレプリカなんだけど年代モノの古いモヘアカーディガンみたいな雰囲気があって。

 

色もグリーンとカーキの間くらいと、かなり絶妙な色合い。サイズも少しゆったりしてて、リラックス感もありつつ着られる。

 

それがWILD LIFE TAILORのカーディガンだった。一応写真を撮っといて、帰ってから調べてみると”カートモヘアカーディガン”っていうらしかった。

その名の通り、カート・コバーンが当時着てたモヘアカーディガンを再現したもの。

 

ブランドではなかなか名作的な立ち位置で、何度かリピートで生産もされてる人気作っぽかった。

で、中古相場を調べてみると1万円前後で取引されてることが多かった。

 

セカストで見つけたときの値段は7,500円くらい。

中古相場より安くてお得だったなら、買っておけばよかったって気持ちもありつつ、でもまた地元へ帰る頃にはもちろん売れてるだろうし、と諦めた。

 

それをまた見つけた。それも、中古相場よりちょっと安いくらいの価格帯で。

これは、と思って即購入。前に相場より安く見つけてる分、同じくらいの値段じゃないとちょっと渋っちゃうのは人間の性。

 

最近は服にも20代前半の頃よりお金をかけなくなってきて。

セレオリの服もいいけど、もう少しだけ捻りが欲しい。そんなときに、J.S HomesteadやWILD LIFE TAILORってなかなかちょうどよかったりするのかも。

 

ブランドが誇る名作、カートモヘアカーディガン

仕事じゃこれまでずっとTシャツに長袖シャツを羽織る格好だけど、これからの季節は室内にしたって何かしら羽織りがあるといい。

というか急に寒くなって、改めてこういう羽織りやらライトアウターの用意が全然ないなって焦る。

 

これからがファッションは楽しくなるけど、服を選ぶ難易度も急に上がる季節ですね。

ぼちぼち厚めの、だけど柔らかい生地感に毛羽立った生地表面。ユーズド感があるけど、まあ元々こんなもんなのかもしれないし、ちょいちょい使用感があるのかもしれない。

ただ、元々の作り的に多少毛羽立ってたところでそんなに気にもならない。むしろ、これくらいの方が、ぽさはあっていいんじゃないか。

ボタンの色は深みのあるブラウン系で、これもいい色。

 

この小さいポケットが付いてる感じも当時モノっぽくてリアル。生地感とかはもちろんのこと、こういうディテールがリアリティーをプラスする。

 

裾リブも付いてるけど、古いカーディガンにあるような、ボタンを閉めるとキュッと体が締め付けられるような強さはない。

あれ、僕みたいなファッションそんなに得意じゃない勢としてはコーディネートの難易度が一気に上がるようで苦手。

 

急に短丈になるようで難しい。防寒的なところで言ったら何かメリットがあるのかもしれないけど。

ファッション上級者からしたら、シルエットに変化を付けられていいのかもしれないけど。あれ、やめてほしい。

 

袖丈はけっこう長め。普通に着ても袖がぼちぼち余るような。

 

ブランドネームも主張が少なく、かなりさりげない。

 

うーん、いいですね。30歳を超えてから、なんだか一気に柄物を着ることにちょっとした抵抗が出てくるようになって。

もしくは好きで買ってもすぐ飽きちゃったりとか、どうしてもそういうのが続いてて。

 

そうなってくると無地でもシルエットが面白かったりとか、生地感がユニークだったりとか、そういうところで服選びを楽しむようになってくる。

なんか、大人がみんなCOMOLIとかAURALEEを好きになる理由も、ちょっと分かるような気がしてきた。

 

とはいえまだまだ、柄とかで遊ぶ気持ちを忘れたくない気持ちがあるけれど。

自分にとって無理なく、似合うものを見つける旅の本質。

その足がかりをようやく見つけられたような気がして、ちょっと嬉しい。少しずつ大人になってきてるかも、俺。って感じ。

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