気持ちを重ねてモノを買う。仲良し猿のオブジェ

ちょっとした話

最近は洋服も、眼鏡も、なんだかそれが本当に欲しくて買ってるのかが分からなくなってきた。

「今、これに対してこういう風に思ってるんだけど、どう思う?」ってChat GPTに相談して、自分の頭の中のモヤモヤを言語化して、ちょっとスッキリさせる、みたいなことをしてる。

買い物すら自分の意思でできなくなってきてるのかもしれない。

 

ただ、身にまとうものが欲しいときって、それこそこの前記事にしたDUMDUMのTシャツみたいに、作品自体に惚れ込んでとか、作者の方を応援したい気持ちで、って動機がひとつ。

まあ、それがすごく美しい動機だとは思う。

 

それ以外だと、新鮮味だったり変化が欲しいと思ってるときがひとつ。

今まで挑戦したことのなかった色や形の服や眼鏡に、新しい自分を見つけたい、世界を広げたい、新鮮さを感じたいと思ってるんだと思う。

 

変化をしていきたい。31歳にもなると、それなりに色んなタイプの服を着てきて、自分の好みなんかも把握しはじめてる。

良く言えばスタイルが固まってきたから、納得のいくそれなら毎日のように同じ格好だっていいと思ってる。

 

現に、アウターはわりと毎年のように買ってる気がするし、今年は記事にしたフリークスストアのPRIMALOFT LEVEL 7 しか着てない。他のアウターを一切着てない。

 

仕事は楽しいけど、もうちょい日々に変化をとか、きっと新しいことを学ぶのが好きゆえに、常に変化を求めたい気持ちがあるんだと思う。

食べたことのないラーメンを、聞いたことのない音楽を、見たことのない映画を、読んだことのない本を。

 

東京に暮らして、流れの早い毎日の中で、自分は自分らしくって思いつつも、どこかで置いていかれないようにって、焦ってるところもあるんだと思う。

変化していかないと、進化していかないと。色んなことを取り入れて、常にアップデートしていかないと、って。自信のなさの表れでもあるのかな。

 

価値も不明、部屋に置くだけの古道具を買うということ

一方で、僕はふらっと古道具屋さんを覗いたりするのも好きで。

リサイクルショップで、小物コーナーを見たりするのも好き。

 

古道具。主には置き物というかオブジェであることが多いんだけど、どこか不思議なそれには、不思議と引き寄せられることがある。

なんとなくかっこいい、なんとなくかわいい。なんとなく、日常的に視界に入るところにいてくれたら嬉しいな。

 

そんなモノと出会ったときに、それを思わず手に入れたくなる。家にあってほしいと思う気持ちがある。

それが、もっと直感的に「なんとなく」になっていったら、もっといい。今の僕は、それと出会ったそのときの心情なんかをそのモノに重ねて、買う理由を探してるように思う。

 

例えば、今日買った仲良し親子猿の石オブジェ。

お母さん猿が子猿を抱きしめてるようにも見える。なんとなく気になって何度も手に取るうちに、買おうと決めて連れて帰ってきた。

 

最近、僕のせいで奥さんとちょっと大きな喧嘩をして申し訳ない気持ちがあったりしたタイミングで。

この猿たちはきっと親子だけど、このお互いを大切に想ってるような姿に惹かれて、憧れる気持ちすらあって買ってきた。

 

奥さんと喧嘩した直後とかじゃなかったら、もしかしたら目にも留まらずに帰ってきてたかもしれない。

ただ、こういうことがあった後だから惹かれたモノでもある。

 

こんな風に、モノを買うときって、そのときに自分が考えてることをそこに映すことが僕の場合は珍しくないように思う。

服は飽きたら着なくなったり売ったりするけど、古道具の場合はそうじゃないことが多い。そのモノを見ると、あのときはあんなことを思って、あそこで買ったんだったっけな、とか、そのときの思い出に浸ることもある。

 

だからなんというかこう、古道具っていい。

服や眼鏡は自分の好みはもちろんのこと、対外的に見た自分のことを着飾りたいと思う気持ちって、買うときに絶対にあるんだけど。

ただ家に置くだけの古道具。奥さん以外、誰が見るでもない。そこにお金を払って手に入れる、純度100%の買い物。

 

この仲良し猿石も、何か実用的に使おうと思ったら、きっと紙押さえくらいには使えるとは思う。

でもそうじゃない、この贅沢な買い物をできる喜びときたら。

都内の古道具屋さんをもっと知りたいものだ。まだまだ、色んなオブジェやら何やらに出会いたい。

ちょっとした話
プロフィール
古着の古着図録

「古着の古着図録」は日本のブログ。個人的熱狂を信じて生きることをモットーとする運営者によって執筆される。タイトルと記事の内容に乖離が生じつつあるが、これは好奇心を大切に、高鳴るする気持ちに正直でいるべきという運営者の考え方を尊重した結果だとされている。
運営者へのお問い合わせはこちら

古着の古着図録をフォローする
古着の古着図録をフォローする
タイトルとURLをコピーしました