涼しげな生地とアクセントになる柄。袖を捲ってもかっこいい夏まで活躍する長袖シャツ

ブランド古着

いつの間にか柄シャツを着なくなってきた。

20代前半の頃は派手な柄シャツで個性を出してなんぼだと思ってたけど、段々とそういう発想ではなくなってきて。

 

特段、個性の強い服を着なくなって滲み出るその人らしさ。それが個性っていうものだろうって考えに変わってきた。

柄シャツを着てたって半分くらいは着られてたところもあった訳だけど、そういう少し背伸びしたスタイルはもうやめて。

 

飾らないスタイルでありながら自分らしさを持ってる、そんな余裕のある大人になっていきたい。

人に優しくできないのとか、表面上ではニコッとしてても内面ですぐにイラッとしちゃったり。

そういうところも、きっと自分に余裕がないからなんじゃないかと思ってて。

 

じゃあどうしたら余裕を持てるのかって言われたら、そんなすぐに変われるような簡単な話じゃないと思うけど。

 

夏でもサラッと着れそうなiroquoisのアーガイル柄シャツ

とか書いときながら柄シャツを買ったけど。

前々から何着か持ってるiroquoisっていう、今では休止しちゃったブランドのもの。

 

定価こそ一般的なドメスティックブランドのそれだけど、中古相場はぼちぼち安い。

休止しちゃった今もそれはあんまり変わらない気がするけど。

ただ、もっと下がったらフリマアプリはまだしも、ブランド古着屋さんがわざわざヤフオクやらに掲載するようなブランドじゃなくなってくる可能性すらありそう。

 

とか思いながらネットで安く買った1着。

個人的に半袖シャツってシルエットのバランスがなんだかあんまり好きじゃなくて。

 

とはいえ夏本番になったらそんなことも言ってられずに着るんだろうけど。

このシャツは素材にセルロース50%、レーヨン35%、リネン15%と涼しげなそれらを使った混合生地。

 

展開としては半袖もあるみたいだけど、これなら袖を捲って夏でもなんとか着れそうな感じ。

半袖シャツのバランス感はなんだか好きじゃないんだけど、長袖シャツを捲って七分袖くらいにして着るのはなんだか好きで。

 

今年はこのシャツを、袖を捲って夏でも着たい気持ちがある。

とか言っといてやっぱり夏になったら半袖シャツを着てるんだろうけど。

 

羽織りでも1枚でも活躍するリラックス感のあるビッグシルエット

袖先はわりかし細くて、パンツでいうテーパードしてるようなシルエット。

それでも身幅は広くてリラックス感があるから、ゆったり着れていい感じ。

 

黒いチノパンやらスラックスと合わせてモノトーンで着るのもいいけど、カーキやらグリーンのパンツと合わせて雰囲気を出すのもいい。

柄の主張はぼちぼちあるから、他をシンプルにして羽織るくらいでいい感じ。

 

シンプルになりがちな夏のコーデに華を添えてくれる柄模様

アーガイル柄というかオルテガ柄というか、そんな感じのちょっと民族っぽさもある柄模様。

この手の柄って厚手の冬物シャツに多いイメージがなんとなくあって。

 

生地が厚いと無骨で男らしい雰囲気が出る反面、どうしても野暮ったい雰囲気も出がちで。

対してこれは春夏アイテムだから当然に生地も薄くて、柄の主張こそあれどモノトーンのクールな雰囲気も相まって涼しく着られる1着。

 

ボタンにもブランドの刻印あり。細部まで凝った作りなのはデザイナーズブランドならでは。

キラッとした質感だけど、意外と白や黒のボタンよりもこのシャツ自体との相性も馴染みも良さそう。

 

この感じで白いボタンだとウエスタンシャツっぽい雰囲気になるし、それは個人的にはあんまり好きじゃなかったり。

 

裾もしっかり処理された綺麗な仕上がり。

 

薄手の生地感で涼しく、程よい存在感の柄でアクセントを与えてくれる、春先から夏にかけて活躍してくれそうな1着。

Tシャツの上からサラッと羽織っても1枚で着ても、はたまた袖を捲っても。

様々なスタイルを試しながら、今時期の主役としてたくさん着ていきたいところ。

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