美容師さんとは、例えば好きな音楽や映画、本なんかの好みが近い方がいい。
同じように「この髪型にしたいです」って伝えるにしても、そこに含まれる細かいニュアンスまでを感じ取ってもらえるのは、近い感性を持った人だと思うからで。
これまでは、なんとなくで行ったことのある美容室に行ってみたり、お店のインスタを見て内装の雰囲気が好みだったところを選んできた。
でも切ってもらった後で、なんとなく思ってた感じと違うな、と思ったりして。
(違う人間なんだから完璧に理想通りなんてことはあり得ないのは大前提だけど)
今、髪を切ってもらってる人にはもう2年くらいはお世話になってる気がする。
なんとなくスタイルが好みだなって思う人をインスタで見つけてコーディネートを見てたら、その人がお世話になってる美容師さんを投稿に載せてて。
この人、ここで髪を切ってもらってるんだ、と思いながら勇気を出してその美容室で、その美容師さんにお願いをしてみたら、これが見事にしっくり来た。
それから3-4ヶ月に1回、髪を切るときは決まってその人にお願いをしてるけど、この前初めてその美容室でトイレを借りたら、Daisuke Kondoさんのガチャガチャがさりげなく飾ってあったのを見て、「あっ、やっぱりこの美容室でよかった」と思った。
こういう考え方って、個人的には服を選ぶときにも共通すると思ってて。
どんなきっかけで出会ったかは忘れたけど、少し前からインスタでDUMDUMっていうブランドの作品を眺めてて。
手刷りシルクスクリーンのTシャツやスウェットを作っているブランド。作品がある程度ストックされたタイミングでオンラインショップで販売されるんだけど、それらはすぐに完売になってしまって。
あとは、比較的身長が高めのメンズには、ほんの少しだけ小さめサイズ展開なこともあって、なかなかタイミングが合わず作品を手に入れられずにいたんだけど。
高円寺の本屋さん「LOCAL」でポップアップが開催される、しかも大きめサイズのTシャツもいくらか販売されるとのことで、すごく楽しみしてたので、その初日に足を運んできた。
素朴で温かみのあるデザイン、カルチャーを感じるDUMDUMのTシャツ

1着は買うとして、まずこれは、と手に取ったのがこのTシャツ。ライトグレーのボディーに、オリジナルの小さなグラフィックがあちこちに散りばめられたデザイン。
サイズはXLで、きっと海外企画なのでそこそこ大きめ。ロンTはざっくり着たい僕にはいちばん好みなサイズ。

そしてそれは後ろにも。この、少し不思議で、どこか浮遊感のあるデザイン。
坂本慎太郎やOGRE YOU ASSHOLEのジャケットやフライヤーにも通じるところがありそうだ、とか思ってると、インスタの投稿に付いてる音楽が坂本慎太郎だったりして。

もちろん、僕が知らない音楽も沢山あるけれど、時々自分の好みとリンクするところがあって、僭越ながらきっと近い感覚を持っていらっしゃる方なんだろうな、と思って嬉しい。
やっぱり好きな音楽が近いと、好きなデザインの感じもきっと近いのだろう。

少し話が脱線するけど、学生の頃なんかは「音楽が良ければジャケットやデザインにこだわる必要ってないんじゃないか」って思ってたけど。
ジャケ買いなんて言葉があるくらいだから、その作品をイメージするデザインは作品に寄り添った方がいいんだな、なんて感じた過去のことを思い出した。
そして現にSpotifyで聞いてみたい音楽を選ぶとき、ジャケットが大きな判断材料にもなってる。

僕の場合は音楽が好きだから、それがひとつのアンテナになってるけど、きっと映画や本が好きな人にも、そういった出会いはあるはずで。
それを考えると、もっとそれらにも手を伸ばしてみたいなと思う。

2着目はイエローの製品染めっぽいボディーをベースにしたTシャツ。サイズは2XLとけっこう大きめだけど、デザインがとても好みだったので買わせてもらった。

SLOWLYの渦。”SLOWLY”の版を角度を変えて刷ってる・・・訳ではないのかな。こういう形の版を作られているんだろうか。
個人的にも、自分が着る服を作ってみたくてシルクスクリーン印刷にちょっと興味があったりして、Tシャツくんやらを調べてみているところだったりする。

左袖にも小さくワンポイント。かわいい。

そしてバックプリントがとにかくかわいい。少しサイケデリックな雰囲気さえ感じるデザイン。
サイズも大きめのこれを、春先に1枚で着れるまで暖かくなる日がとにかく楽しみ。

ちなみに2着とも、内側にブランドロゴが印刷されてる。
念願叶ってゲットできた2着、これから大切に着ていきたい。
高円寺「LOCAL」さんでのポップアップは今月25日までやってるみたいなので、間に合う方はそちらもぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。


