何を着るにしても柄物ばっかりだと、上下どっちかは無地にせざるを得なくなる。
ファッションが得意な人は柄と柄でうまくやるんだろうけど、そんな上級者じゃない。
柄ニットとか柄シャツとか多いけど、この前書いたように今年は無地が何だかマイブーム的にある。
来年の今頃になって冬物を引っ張り出したらどう思ってるかは知らないけど、とりあえず今年の今のところはそんな感じだ。
で特に、無地の服に着目するようになると、柄で主張をしない分、生地感やシルエットに目がいくようになる。
無地の服は柄に頼らず、モノとしての良さでより勝負してる感じがなんかある。
なんかいいな、くらいの感じで夏頃に買ったスラックスなんだけど、無地により魅力を感じてる今の感覚で着目すると、なんだかこうもっと良さが分かってきた気がする。
SAVANEというブランドのスラックス。
夏頃に、美容室に行った帰りに原宿のセカンドストリートにて、4,000円くらいで買ったやつ。
Tシャツにジーンズ、スニーカーもいいけど、30代も近づいてきた今日この頃はもう少しドレスな要素もコーディネートに取り入れたい。
全身の少なくて4割、多くても7割くらいにドレスな要素 (ジャケットだったりスラックスだったり、革靴だったり)を取り入れてみると調子がいい。
仕事柄、ビジネスカジュアルまではいかないけど、それくらいの感じであった方がなんとなく説得力もありそうな気がしてる。
スラックスはそんなに持ってなかったから今後増やしていきたいけど、今のところはブラックとカーキの2本はけっこう使い勝手がいい。
そんなスラックスのカーキの方がこれ。
フロントには3タックが入ったゆったり仕様。
なんだけど履いてみるとワイドすぎず、細すぎずな感じ。
気持ちワイド。腰回りがゆったりしてて、裾は靴に当たってワンクッションな感じになる。
とか書いてないで着用写真でも載せてみるべきなんだと思った。
着用写真は何かしら工夫して載せられるようにしてみたい。
なんだけどひとまずはモノとしての良さを伝えたい。
ほんの少しだけ厚みと光沢のある生地感。
ポリエステル7割、レーヨン3割くらいの混合率。
適度に光沢があって、レーヨン特有のてろっとした感じも少し。
少しだけ厚みと重みのある生地感だから、履いたときにストッと落ちてくれるのも美しい。
そんなに古いものじゃなさそうだけど、ファスナーにはTALONが採用されている。
この辺のディテールも、見た目には影響しないけど購入へ至るには何だか突き動かされる要素のひとつだったりするよね。
この感じ。カーキって呼ぶには少し明るいような、オリーブって呼ぶようなそんな感じの色味。
太すぎず細すぎずでコーディネートの邪魔をしないけど、味気なさすぎることもない。
むしろ履いてて「いやー本当にいいなあこのスラックス」なんて思えるやつ。
これが”綺麗なシルエット”ってやつなのか、とか思えるやつ。
後ろにはポケットがふたつ付いてて、財布とかを適当に入れとくにもまあ便利。
だめだ、やっぱり洋服のブログを書くなら着用写真があった方が断然良い気がしてきた。
というか、スラックスみたいなものだとそれがないとシルエットの美しさが伝わらない。
洋服って人が着たとき、綺麗に見えるように考えて作られてるんだもんなあ。
着用写真ってやつを入れよう。
撮るのけっこう面倒だから好きじゃないんだけど、なきゃだめだわ。
ここからは後日の追記。
前回書いたニットの着用写真と全く同じだけど、せっかくスラックスを履いてるから載せておく。
タックが入ってるお陰で適度にボリューム感のあるシルエット。
裾でワンクッションしてる感じも、スラックスなんだけど適度にゆるさがあって大好きです。
あんまり太いスラックスだと苦手だったりするけど、これくらいはいい塩梅。
むしろこれを履いて低めのハードルをクリアしたところで、もう少し太いのも履いてみたいと思ってる自分がいる。
いるのかなって思いながら撮った後ろも載せておく。
後ろから見ると、意外とすっきりとしたシルエット。
こうやって見るとやっぱり、もう少し太いスラックスにも挑戦してみたくなる。
そんなことを思わせてくれるだけ、素敵な1本に出会ったものだ。
買った場所: セカンドストリート 原宿店
買った値段: 5,000円くらい
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