古着でよくよく見かけるイージーパンツ。
大体が安っぽい作りで、ウエストはゴムでシルエットは細め。
バックポケットはなくて、左右のポケットも作りが浅い。
古着のイージーパンツには、勝手にそんなイメージを抱いてる。
カジュアルな普段のコーディネートには向いてるけど、いかんせんポケットが浅いのでモノをよく落とす。
スマホなんかは、座ってみると落ちてしまう。
でもその楽さ、リラックス感に惹かれて休みの日なんかに履いてみたくなる。
ということで久しぶりに買ってみたイージーパンツ。
トップスがシンプルな分、ボトムスには色柄を効かせるとか、そういう格好に少し憧れがある。
なかなかレベルの高いことはできないけど、少し背伸びする感じで買った、赤いコーデュロイのイージーパンツ。
シンプルなウエストゴム。
シンプルな細身のシルエット。
コーデュロイ自体も細畝な作り。
古着の、特にイージーパンツとかでよく見かけるこのブランド。
“alfred dunner”
どこの国の、どんなブランドなのかは知らない。
ただ完全に新しい感じがするから、現行の比較的安価なブランドなのかなって感じはなんとなくする。
このシンプルなパンツに求めるのは履きやすさとリラックス感。
休日に履けるようなリラックスした感覚は、簡素な作りのイージーパンツならではってところはきっとある。
あとはやっぱり、何よりこのカラーリング。
赤っぽいオレンジっぽいこの感じ。
普段は仕事で黒とかカーキのスラックスばっかり履いてる。
なんとなくTPOってやつを意識してのことだけど、どことなくいつも、どこでもその場に合わせた服装をしてると、自分を押し殺してる感覚がある。
だからプライベートでは好きな格好を、とか思うけど、そうやっていざ休日になってみても、実はそこまで自分の好きな服装とか、ないんだよな。
自分がそんなに個性とか、好きなものを強くは持っていなかったことに少しがっかりする。
その空っぽな感じに少しがっかりする。
けどまあ、それこそこういうイージーパンツを仕事の服装にも応用できたらいいなと思う。
自分の中でわりと「ここではこういう格好をしなければ」って枠に結構がっちりはまってしまうというか、自分をはめこんでしまう。
けっこう真面目な性格をしてるからなんだと思う。
例えば”ビジネスカジュアル”がテーマなら、そこにリラックス感のあるイージーパンツを、それもこういう色のをどうやって入れ込むか、みたいな。
そういうのを考えるところから、ファッションやらコーディネートを考えることを楽しくしていく。
その自由さも、正解がないところも、ファッションの楽しいところだと思うんです。
買った場所: NEW YORK JOE SHIBUYA
買った値段: 2,600円くらい
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