お香が好き。20代中盤くらいでその魅力に気付いた。
火をつけると煙がゆらゆら揺れて、それと同時に落ち着く香りが少しずつ部屋に充満する。
その煙をぼーっと見てるだけでも落ちつくし、ルームフレグランスのような洋風の香りではなく、どんな種類の香りでも、どこか和を感じさせてくれるところがまたいい。
線香の香りとか、小さい頃から好きだったのもあって、和を感じさせるお香にはどこか懐かしさと親しみを感じる部分があるんだと思う。
とはいえお香もブランドとかあんまり知らないし、無限堂とかに売ってるのは香りが少しエスニックすぎる。
前に誕生日プレゼントで貰った「hibi」のマッチ型お香は何種類かある香りもそれぞれすごく良くて気に入ってた。
けど、それ以外でデイリーに愛用できるようなロープライスのものは、無印良品に売ってるそれしか知らなかった。
金木犀やひのきなど、香りのバリエーションもいくつかあるので、一度に3種類くらい買いながら、全てが切れたらまた買いに行ってローテーションをしてた。
なんとなく飽きを感じ始めていたけど、なんとなく他の用事があって行ったダイソーのおしゃれライン「Standard Products」でお香を見つけてびっくり。
そして嬉しかったのは、それらには豊富なバリエーションがあることと、とても好きだと感じる香りがいくつかあったことだった。
300円で買える種類豊富な「Standard Products」のお香たち
各タイプ5~6種類ずつくらい香りのバリエーションがあった気がする。
その中でコーンタイプからから”FREESIA”と”AMBER JASMINE”を、スティックタイプから”MOKUREN”を選んで買った。
ほのかに甘く上品な香りが漂うスティックタイプの”MOKUREN”
慣れ親しんできたスティックタイプ。20本入って330円なら、12本で400円くらいだった気がする無印のよりも少し安い。
筒状の外箱に、袋に入ったお香が20本。
1本あたりの長さは大体8cmくらいで、パッケージには17分燃えると書いてある。
燃焼時間はもう少し短い気もするけど、お香を焚いてるときは大抵何か作業をしてたり、リラックスしてるから時間はあんまり数えてないかも。
貰ったおしゃれなお香立てもあるんだけど、いつもはウイスキーのボトルにおまけで付いてた小皿に無印で買ったお香立てを乗せて使っちゃう。
店頭で試しに嗅いで初めて気付いたけど、この木蓮の香りはかなり好きだった。
今までは無印に売ってるお香の中から適当に好きな香りを選ぶ程度だったけど、この香りは惰性や妥協で選んだっていうよりも、すごく気に入って選んだ。
華やかな香りの”FREESIA”と落ち着く”AMBER JASMINE”
そして初めて買うコーンタイプからは、FREESIAとAMBER JASMINEの香りをチョイス。
上の写真はFREESIAのパッケージだけど、洗練された無駄のないデザインがいい感じ。
どうやら2022年から販売されてるみたい。こっちは燃焼時間がスティックタイプより少し短めで13分とある。
内容量の表記が微妙に違ったりするのは生産におけるタイミングが違うからかもしれない。
けど、それ以上に香りをイメージする絵がそれぞれ違うのもおしゃれでいい。
四角い缶の中に、袋に入ったお香が15個。
缶はスライドして開けるタイプで、閉めるときにはパチッと蓋が収まる。
缶の高さは蓋も含めてだいたい2cm。縦幅は6cmちょっと、横幅は9cmくらいあるから、使い終わった後にはちょっとした小物入れとしても活用できそうなのもいい。
この写真は「コーンタイプって自立するし、お香立てとか必要ないじゃん」って思いつつ使ってた頃に撮ったもの。
けど何度か使ってみると、最後まで燃える頃にはガラス皿が圧倒的に高熱になってることに気付いてそこそこ焦った。
コーンタイプのお香立てって適当にどっかで買えるのかな、とか思って調べたら、手元にある無印のお香立てがいちばんに出てきた。
そしてどうやら、スティックタイプのお香を自立させるだけじゃなくて、裏側の凹凸はコーンタイプのそれを置くための仕様だったと知った。そうだったんだ、優秀だなあ。
Standard Productsは香り系のアイテムに力を入れてるのか、今回紹介したお香の他にもルームフレグランスやらの展開があった。
お香で気に入った木蓮の香りはルームフレグランスとしての展開もあったから、今後も使う中でより愛着が出てきたら、そっちも買ってみたっていいかもしれない。
330円でこれだけいい香りのお香が買えるなら十分満足。
リーズナブルだから継続的に愛用もしやすいし、ここで書いた以外にも香りのバリエーションもあるから今後も色々楽しめそう。
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