UNIQLO:Cのスタンドカラーオーバーサイズコート、人気の理由がよくわかる

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話題のUNIQLO:C

最初は女性向けコレクションかと思ってたけど、ユニセックスのアイテムもちらほらあるとは。

 

SNSで色んな人が投稿してるのを、それも男女問わずで見てたから、まさかメンズもいけるなんて。

てっきりUNIQLO Uだけだと思ってたけど。

 

流行りに乗る訳じゃ全くないし、なんならこの服との出会いも八王子のトレジャーファクトリーだったけど。

2,000円くらいで売られてるこれを見て、UNIQLOの服に2,000円か、とか思ってると、中古相場が定価以上になってることに驚いた。

UNIQLOの服がプレミア価格で取引されてるって、SNSに対してちょっとだけ不思議な気持ちを抱く現象だった。

 

けど、モノ自体は確かにいい。事実これはレディースアイテムだけど、メンズの僕でもガンガン着てる。

確かに人気になる理由もわかるそれの魅力を記事にしたいと思う。

 

UNIQLO:C「スタンドカラーオーバーサイズコート」

どうやらこれは24年春のコレクションらしい。

UNIQLOのホームページを見ると既に全部完売になってるけど、カラーは4色展開だったっぽい。

 

その中で僕が手にしたのはオリーブのLサイズ。

コートって書いてあるけど、ロングコートとかの類ではもちろんなく、メンズの僕が着るとブルゾンくらいの感覚。

 

それはレディースの着用画像を見ても思う。

ただ後述するけど、付属のベルトを使うことで確かにトレンチコートっぽく着ることができるっぽい。

 

コットンナイロン生地の気持ちパリッとした素材感、裏地のない軽い仕上がり、ドルマンスリーブのリラックス感あるデザイン。

そしてスタンドカラーっていうのかハイネックっていうのか、首元でボタンを閉めても着れる仕上がり。

 

これらのどこをとってもちょうどいい。

春先のライトアウターとして間違いなく活躍するだろうし、それどころが僕は真冬の今時期から寒い日にはこれを羽織った上からヘビーアウターを着たりしてる。

 

裏地がなくて程よく薄手だから、そういう着方ができるのも本当に便利でいい。

何より首元のボタンを留めてスタンドカラー仕様で着ればいくらか寒さも防げるからマフラーいらず。

 

身頃にはフラップの付いた大きめ容量のポケット。

文庫本なら軽く入るし、寒い日にはぼさっと手を突っ込んだっていいくらい。

 

色合いが薄めのカーキだからばっちりマッチしてる感覚はないけど、ロングコートのインナー使いをしてなんちゃってスポーツミックスみたいなのを楽しんでる。

 

だって、このクールな佇まいがたまらない。

首元のボタンを留めて着れば、程よい高さのスタンドカラーブルゾン風でスタイリッシュな雰囲気に。

 

身幅を贅沢に取ったゆとりのあるシルエットだからインナーを着込むこともできるし、ヘビーアウターのインナー使いもできるし。

かなり用途が広くて便利な1着だと思う。あんまり着なかったらそれこそ売っちゃおうかなとか思ったけど、バリバリに活躍してくれそうな予感しかしない。

 

もちろん、首元のストラップを留めずに着たってかっこいい。

長めの襟は折って着ると、首周りに程よくボリューム感をプラスしてくれる。

 

写真ではファスナーをわりかし閉めてるけど、もちろん開いてざっと羽織るだけでもサマになる。

どう着たってかっこいい。それでいて何度も書くけど薄手の生地感に広めの身幅。

 

もう、汎用性が高すぎる。その生地もロクヨンクロスとかよりもう少しパリッとした感じだけど、撥水加工が施されてるとのことで。

もう春先のライトアウター、これ1着あればいいじゃんかっていう仕様。こりゃあ本当に買ってよかった。

 

身幅をたっぷり取った服の、横から見たときのシルエットがなんとも好き。

このゆったり感というか、膨らんだバルーンシルエットというかなんというか。

 

ハイネックのキリッとした雰囲気もたまらない。

着たときの裾広がりな感じ、ドルマンスリーブのリラックス感ある佇まい。

 

ジップはひとつ。裾はスナップボタンで留められる仕様。

これでダブルジップ仕様、着たときに下から開けるような作りだと、シルエットの変化を楽しめてより良さそうとか贅沢なことを思ったり。

 

そして何より、このディテールこそが、この服がコートと呼ばれる所以。

実は脇下にはベルトループが備えられている。

 

ここに付属のベルトを通して結びつつ着ることもできるのがこの1着。

このベルトを結んで着ると一気にレディースらしい雰囲気が出るディテール。

 

ただ、このベルトループが付いてるのは脇下のみ。

後ろにはそれが付いてないから、ベルトを使わずに着たとしても「ベルトの通ってない違和感」が全く出ない。

 

個人的にはベルトを通して着るつもりが最初からなかったし、というか買うときにポケットに付属のベルトが入ってるのを見て、初めてこれがコートなんだって知ったくらいだし。

 

シルエットや着丈的に、基本的にブルゾンとして着る人もきっと多い。

そういうところに配慮してのデザインというか、完璧に2WAY仕様をできるような作りになってることに感動した。

 

UNIQLO:C、こりゃあ確かに新作が出るってなるとSNSがにぎやかになる理由もわかる気がした。

生地感も安っぽさが全くないし、UNIQLOっぽい感じもこの服にはほとんどないし。

 

このクオリティーの服をデザイナーズブランドよりはるかに安く買えるなら、そりゃあ気になるかもしれない。

こうなると今後のUNIQLO:Cコレクションが見逃せない。

実際、今月末に出るワインカラーのセットアップも上下で欲しい気持ちに少しなってる。もし買ったりしたら、記事にしてみようと思う。

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