この記事を書いてる5月上旬にもなると東京もさすがに暑くなってきた。
連日24度超えの気温になることが多くて。ただ、夜は少し寒い日もあったりして。
なかなか温度調整が難しいこの時期、仕事中はロンTにシャツを羽織るようなスタイルが多くて。
同じような格好が多い中で、何か新鮮味のあるコーディネートはないかなとも思って。
都内のブランド古着屋さん、バズストアをふらっと見に行ったら、こういうのもいいんじゃないかっていう1着に出会ったから買ってみた。
初夏までサラッと着れるVAINL ARCHIVEのリネンボーダーニット
初めて買うブランド、VAINL ARCHIVE
ブランド古着屋さんとかでたまに見かけるけど、自分が取り入れるには少しお兄さん系なブランドなのかなってイメージだった。
今回はモノとして気に入ったのと、お値段も5,000円くらいと手を出しやすかったから挑戦してみた。
サンプルなのかサイズや品質の表記が見当たらないけど、調べる限りリネン素材のニット。
少し肉厚だけど手触りもドライでサラッとしてて、汗をかいてもベタつかずに心地よく着られそうなタイプ。
個人的にこの手のリネンニットはけっこう好き。
薄手だと体のラインや肩の骨がボコッとしたりとハッキリするのがあんまり得意じゃない。
ただ、ある程度肉厚だとそれもあんまりないし、汗をかいてもドライに着れるしで春から初夏にかけては快適に着れるのが嬉しい。
身幅や肩幅にもゆとりのあるリラックスシルエット。写真だと分からないけど、こうするとうっすら向こうが透けるくらいには甘く編まれてる。
“30クライシス”ど真ん中でも気兼ねなく着れる細ピッチボーダー
ブラックとホワイトで切り替えた細ピッチのボーダーで上品に着られるのも嬉しいところ。
余談だけど、最近友達と一緒に、ザ・ノンフィクションに出てたある古着屋さんに行ってきた。
そのときオーナーさんが言った「30歳かあ。”30クライシス”入ってるっしょ?」って言葉がなんだか妙に頭に残ってて。
元々は柄シャツやらが好きなタイプだったけど、仕事でそれらを着るには少し主張が強すぎて。
かといって仕事と普段で着る服を分けるほどの、ファッションに対する熱量って僕にはなくて。
基本的には自分が好きで、よっぽど「これは休みの日しか着れないにしても欲しい!」ってならない限りは、仕事でも着れるものをって視線で服を探してる。
それもあってなのか、自分が着たいと思える服はうっすらあったとしても、最近は自分がどういう服を着たいのか、その理想像がハッキリとはなくて。
あっ、これが”30クライシス”なのか、と後から今の自分の状況に当てはまってることに気がついた。
「まあとりあえず無難に着れる服でも買っとけばいいよ」って言ってたなとか、この記事を書きながら思い出したり。
店長さん、あのときはあんまり自覚がなかったけど、僕は30クライシスのど真ん中っぽかったです。
春から初夏にかけて重宝する上品な大人の便利な1着
ラフで飾らない雰囲気もありつつ、それでいてカジュアルすぎず上品な雰囲気もあって。
何より風通しが良くて、汗をかいてもドライに涼しく着れる快適さも持ち合わせている。
裾リブはクリーム色っぽいカラー。
ゆったりとした身幅をここで引き締めつつも、サイドにはスリットが入ってるから程よくリラックス感もある。
これから30クライシスを抜け出してまた己のスタイルを模索するにしても、この手の服は持ってても腐ることなく活躍してくれるからいい。
今の時期にとにかく便利なリネンニット。この手の生地感なら干し方さえ気をつければ気兼ねなく着れるから本当に便利。
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